事実婚

事実婚を親に反対されたら?向き合い方と後悔しない考え方を解説

事実婚を親に反対されたら?
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こんにちは。やまもです。

事実婚を考えたときに、気になるのが「親にどう思われるか」という点だと思います。

自分たちの中では「事実婚がしっくりくる」と思えていても、いざ親に伝えるとなると、「反対されたらどうしよう」「理解してもらえなかったらどうしよう」と不安になる人も多いと思います。

そこで今回は、もし事実婚を親に反対されたらどう考えればいいのか、どう向き合えばいいのかについて、実際に事実婚で生活している僕たちの経験も交えながらお伝えしていきます。

少しでも参考になればうれしいです。

事実婚を親に反対されるのは珍しいことではない

まず前提として、事実婚を親に反対されるのは、決して珍しいことではありません。

実際に事実婚のことを伝えたとき、反対されたり、あまりよい反応をもらえなかったりするケースは、それなりに多いと思います。

もちろん、すべての親が強く反対するわけではありません。

すぐに受け入れてくれる場合もあれば、最初は戸惑いながらも、時間をかけて少しずつ理解してくれるケースもあります。

ただ、「最初は驚かれる」「少し否定的な反応をされる」といったこと自体は、そこまで珍しいことではありません。

だからこそ、「反対された=自分たちが間違っている」とすぐに思い込む必要はありません。

まずはそういう反応もあるものだと理解したうえで、どう向き合っていくかを考えていくことが大切だと思います。

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事実婚を親が反対しやすい理由

親としては、

  • 子どもには安心できる道を選んでほしい
  • できるだけ苦労してほしくない
  • 傷つく可能性を減らしてほしい

といった気持ちがあるはずです。

その中で、親なりの不安や価値観があって、それが「反対」という形で表に出ていることが多いと思います。

だからこそ、「なぜ反対されるのか」を少し整理しておくと、感情的にぶつからずに済むこともあります。

ここでは、事実婚を親が反対しやすい主な理由をまとめてみます。

結婚=婚姻届を出すものという考えが強い

親世代にとっては、「結婚=婚姻届を出すもの」という考えが当たり前のことが多いです。

そのため、事実婚という選択肢自体が、そもそもイメージしにくい場合があります。

本人たちにとっては自然な選択でも、親からすると「なんであえて普通の結婚をしないの?」という疑問が先に立ちやすいです。

つまり、事実婚を否定しているというよりも、「知らない・馴染みがないから受け止めにくい」という面が大きいのだと思います。

将来的に困るのではないかと心配している

親が反対する理由として多いのが、「将来大丈夫なの?」という不安です。

たしかに事実婚は、法律婚と比べると制度上の違いがあり、相続や各種手続きなどで、自動的に守られない場面があります。

その分、自分たちで準備しておく必要があるのも事実です。

だからこそ親としては、

  • 何かあったときに大丈夫なの?
  • 子どもができたらどうするの?
  • 病気や入院のときに困らない?
  • 老後まで見据えて問題ない?

といった不安を感じやすくなります。

本人たちはしっかり考えているつもりでも、親から見ると不安定に映ってしまうことがあるのだと思います。

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「本気の関係ではないのでは?」と思われやすい

事実婚にあまり馴染みがない場合、「婚姻届を出さない=責任を取りたくないのでは?」と受け取られてしまうことがあります。

その結果、「中途半端な関係なのでは?」と思われてしまうケースもあります。

ただ実際には、事実婚を選ぶ理由は人それぞれで、

  • 制度や姓の問題
  • 自分たちらしい関係のあり方
  • 過去の経験や価値観

など、しっかり考えたうえで選んでいる人も多いはずです。

それでも親からすると、「結婚しない」という言葉の印象だけで不安になってしまうことがあります。

特に、子どもが傷つくことを心配する親ほど、厳しい言葉になりやすいのかもしれません。

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世間体や親戚への説明が気になる

親が気にしやすいポイントの1つが、世間体です。

  • 親戚にどう説明すればいいのか
  • 周りからどう見られるのか
  • 「結婚しないの?」と聞かれたら何と答えるのか

こういった部分が気になってしまう親は少なくありません。

本人たちにとっては「自分たちが納得しているか」が大事でも、親世代の中には、家同士の関係や周囲とのつながりを重視する人も多いです。

そのため、事実婚そのものというより、「説明しづらい」「理解されにくい」という点が引っかかって反対につながることもあります。

自分たちの人生観と違う

親はこれまでの人生の中で、「これが普通」「これが幸せ」という価値観を築いてきています。

例えば、

  • 結婚したら同じ苗字になるもの
  • 男性側の姓にするもの
  • 家族になるなら入籍するもの
  • 結婚してから一緒に暮らすもの

といった考えを、当たり前として持っている人もいます。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、その価値観が強いほど、自分たちとは違う選択を受け入れにくくなります。

親からすると、当たり前だと思っていた道から外れているように見えるため、不安や反対につながりやすいのだと思います。

事実婚を親に反対されたときに考えたいこと

親に事実婚を反対されると、気持ちが揺れるてしまうケースもあると思います。

自分たちなりに考えて決めようとしているのに、否定されたように感じたり、わかってもらえないというしんどさを感じたりすることもあるかもしれません。

場合によっては、「やっぱり自分たちの考えが間違っているのかな」と不安になることもあると思います。

ただ、その場で無理に説得しようとしたり、勢いでぶつかったりすると、かえって話がこじれてしまうこともあります。

ここでは、親に反対されたときに、まず落ち着いて考えておきたいポイントをまとめていきます。

自分たちの選択を否定しない

まず大前提として、親に反対されたからといって、それだけで自分たちの選択が間違っているとは限りません。

親は人生経験も長く、その言葉に重みを感じるからこそ、不安になってしまうこともあると思います。

でも、親の価値観と自分たちの価値観が違うことは自然なことです。

その違い自体が悪いわけではありません。

もちろん、親の意見をまったく無視していいという話ではありませんが、「反対された=やめるべき」と短絡的に考えなくても大丈夫です。

大事なのは、感情だけで押し切ることでも、親の言葉だけで諦めることでもなく、自分たちはどう生きたいのかをちゃんと考えることだと思います。

パートナーと気持ちが揃っているか

親との関係に目がいきがちですが、その前に確認しておきたいのが、パートナーとの温度感です。

  • お互いに事実婚を望んでいるか
  • なぜ事実婚を選びたいのか
  • 親への伝え方をどうするか
  • 反対されたときにどう向き合うか

このあたりがズレていると、親との問題だけでなく、2人の間でもしんどさが出てきます。

例えば、片方は「反対されても自分たちで決めたい」と思っているのに、もう片方は「親が納得しないなら難しい」と考えていると、関係そのものが揺らぎやすくなります。

親にどう向き合うかを考える前に、まずは2人の気持ちを揃えておくことが大事な土台になります。

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親に何を求めているのか整理する

事実婚を伝えるときに意外と大事なのが、「自分たちは親に何を求めているのか」を整理しておくことです。

  • 心から納得してほしいのか
  • とりあえず知っておいてほしいのか
  • 反対されても最終的には自分たちで決めるのか
  • できれば祝福してほしいのか

このあたりを自分たちの中で言葉にしておくと、ブレにくくなります。

親に理解してほしい、応援してほしいと思うのは、とても自然なことです。

ただ、「完全に納得してもらえないと前に進めない」という状態になってしまうと、自分たちの人生の主導権を親に委ねてしまいやすくなります。

親との関係は大切にしつつも、「最終的にどうするかは自分たちで決める」という軸は持っておきたいところです。

親の反対は否定なのか心配なのかを分けて考える

親に反対されると、どうしてもすべてを否定に感じてしまいがちです。

でも実際には、その中に「心配」が含まれていることも多いです。

  • 将来困らないか心配
  • 相手が信頼できる人か不安
  • 子どもができたときのことが気になる
  • 世間的にしんどい思いをしないか心配

こういった気持ちが、強い言葉として出てくることもあります。

もちろん、言われた側が傷つくのは当然ですし、つらいものはつらいです。

ただ、すべてを「自分たちの生き方の否定」として受け取ると、必要以上に苦しくなってしまうこともあります。

何を心配しているのかという視点で少しだけ分けて考えられると、受け止め方が少しラクになることもあります。

一度でわかってもらおうとしない

事実婚は、親世代にとっては馴染みが薄い考え方であることも多いです。

そのため、1回話しただけですぐに理解してもらえるとは限りません。

むしろ、最初は戸惑ったり、否定的な反応が返ってきたりするほうが自然な場合もあります。

だからこそ、一度でわかってもらおうとしすぎないことも大切です。

その場で完璧に説明しようとしたり、すぐに納得してもらおうとしたりすると、どうしても気持ちがぶつかりやすくなります。

親にも考える時間が必要ですし、自分たちも話しながら整理されていく部分があります。

話し合いは1回で終わるものではなく、少しずつ伝えていくものと考えたほうが、気持ち的にもラクになりやすいと思います。

自分たちの場合はどうだったのか?

では実際に、事実婚をしている僕たちはどうだったのかというと、結論から言うと、親から強く反対されることはありませんでした。

親への説明も、比較的スムーズに進んだほうかなと思います。

とはいえ、まったく何も言われなかったわけではありません。僕の母親からは、「本当に結婚(法律婚)しなくて大丈夫なの?」と聞かれたことがあります。

やはり母親としては、「結婚=婚姻届を出すもの」という考えがベースにあり、その分どうしても心配はあったんだと思います。

ただ、そのときに自分なりの理由や考えをきちんと伝えたことで、強く否定されたり、反対されたりすることはありませんでした。

今振り返ると、「完全に理解してもらえた」というよりは、「心配はあるけど、本人たちがちゃんと考えているなら尊重しよう」と思ってくれていたのかなと感じています。

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事実婚を親に反対されなかったと感じる理由

正直なところ、「自分たちは反対されませんでした」と書くのは、少し言いにくさもあります。すでに悩んでいる人もいると思うので、なおさらです。

ただ、自分たちなりに振り返ってみると、たまたまだけではなく、それなりに理由もあったのかなと感じています。

特別に何かをしたというよりも、事実婚を考える前から、少しずつ関係ができていたことが大きかったのかもしれません。

ここでは、「こういうことが影響していたのかな」と思うポイントをまとめてみます。

お互いの親が相手をある程度信頼してくれていた

一番大きかったのは、お互いの親が、お互いのパートナーのことをある程度信頼してくれていたことだと思います。

事実婚に反対されるかどうかは、「事実婚」という形そのものよりも、「誰とその形を選ぶのか」のほうが影響が大きいと感じました。

親から見て、

  • どんな人なのかわからない
  • 本当に信頼できる相手なのか不安
  • 将来のことをちゃんと考えているのか見えない

こういう状態だと、事実婚に限らず、どうしても心配は強くなります。

逆に、

  • この人となら大丈夫そう
  • ちゃんと考えて付き合っているんだな

と感じてもらえていれば、同じ事実婚でも受け止め方は変わってくるのかなと思います。

僕たちの場合も、「事実婚だからどうこう」というより、相手の人柄も含めて見てもらえていたのかなと感じています。

同棲の頃から親との接点があった

僕たちは、事実婚の話をする前から、同棲の段階で親との接点がありました。

これも一見当たり前に見えるかもしれませんが、振り返るとかなり影響があった気がします。

同棲を始めるときに、お互いの親に電話で話して、実際に会って挨拶もしました。

その後も、ごはんに行ったり、荷物を届けたりと、ちょこちょこ関わる機会がありました。

こうした積み重ねがあったことで、「急に知らない相手が現れた」という感じにはならなかったのかなと思います。

短い時間でも、

  • きちんと礼儀を持って関わろうとしていること
  • 隠れて進めているわけではないこと
  • 勢いだけで一緒にいるわけではなさそうなこと

こういった部分が少しずつ伝わっていたのかもしれません。

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事実婚かどうかに関係なく顔合わせをした

顔合わせというと、「結婚(法律婚)する人がやるもの」というイメージもあると思います。

ただ僕たちは、入籍するかどうかとは関係なく、同棲の段階で顔合わせをしました。

理由としては、

  • 親同士が合わずに後から揉めるのを避けたかった
  • ダメならダメで早めに判断したかった

というのが大きかったです。

実際に顔合わせをしたことで、

  • お互いの親が直接相手を見られた
  • 2人の関係性や空気感を感じてもらえた

というのは大きかったと思います。

事実婚は「自由で形式に縛られない」という面がありますが、だからといって何もしないわけではなく、自分たちなりにどう節目をつくるかも大事なんだなと感じました。

その意味でも、顔合わせは安心してもらうための1つのきっかけになっていたのかもしれません。

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関係性の延長として受け止めてもらえた

ここまでの話をまとめると、僕たちが反対されなかった理由は、「事実婚をうまく説明できたから」というよりも、それまでの関係の延長として受け止めてもらえたからなのかなと思います。

  • 相手のことをある程度知っている
  • 少しずつ接点がある
  • 信頼関係ができている
  • きちんと向き合う姿勢が見えている

こうした土台があったことで、「事実婚」という形だけで強く否定されずに済んだのかもしれません。

もちろん、同じようにしていても反対されることはありますし、親の価値観によって反応は本当にさまざまです。

なので、「これをやれば絶対に大丈夫」という話ではありません。

それでも少なくとも僕たちの場合は、特別な説得よりも、日々の関係づくりの積み重ねが大きかったと感じています。

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事実婚を親に反対されたとしても、自分たちの人生は自分たちで考えていい

僕たちの場合はありがたいことに、事実婚を親に強く反対されることはありませんでした。

ただ、もし自分たちが反対されていたら、きっといろいろ悩んだと思います。

それでも最終的には、「自分たちの人生は自分たちで考えていい」と思いたいです。

親の気持ちを無視するわけではないし、関係を大切にしたい気持ちもあります。

でもそのうえで、自分たちはどう生きたいのかをちゃんと考えることも同じくらい大事だと思います。

これは事実婚に限らず、本来どんな選択でも大切にしたいことなのかなと感じています。

親に理解してもらえたら、それはすごくうれしいことです。

でも、理解されないと前に進めないわけではありません。

もし反対されたとしても、そのことで自分たちの気持ちや関係まで見失ってしまうのは、少しもったいない気がします。

大事にしたいものを、自分たちなりにちゃんと持っておくことが、結果的に後悔の少ない選択につながるのかなと思います。

ということで、今回はこのあたりで終わりにします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

やまも
やまも
運営者
男性・20代後半。
30代前半女性の相方と同棲を経て、“事実婚”という形で一緒に暮らしています。
お互いライブと旅行が好きで、ライブの遠征を軸に旅することが多いです。
自由気ままな事実婚生活について発信しているので、軽い気持ちで読んでくれると嬉しいです。
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