【体験談】事実婚を選んだ理由とは?なぜ結婚しない選択をしたのか?
こんにちは。やまもです。
自分たちは、事実婚という形を選んで生活しています。
周りの人にそのことを話すと、だいたい決まって、「え、なんで?」「何か理由があるの?」と聞かれます。
自分たちが事実婚を選んだ主な理由は、大きく分けると次の2つです。
- 苗字を変えたくなかった
- 結婚という制度自体に、そこまで重きを置いていなかった
ただ、これは「大きな決断をした」というよりも、3年ほど同棲を続けるなかで、気づいたらこの形に落ち着いていた、という感覚に近いです。
なので今回は、自分たちが事実婚を選んだ理由や、なぜ結婚(法律婚)をしないのかについて書いていきます。
事実婚に対して疑問を持っている人や、「実際どういう考えで選んでいるの?」と気になっている人にとって、少しでも参考になればうれしいです。

事実婚を選んだ大きな理由はない
前提として、最初にも少し触れましたが、僕たちが事実婚という形を選んだことに、強い覚悟や大きな決断があったわけではありません。
どちらかというと、気づいたらこの形に落ち着いていたという感覚に近いです。
また、あんぽん(相方)としっかり話し合って、「事実婚にしよう」とどちらかが主導したわけでもありません。
お互いの感覚や価値観がたまたま近くて、その延長線上に今の形があったという感じです。
なので、真剣に話し合って結論を出したというよりも、この形がいちばん違和感がなかっただけなのかなと思っています。
そもそも、あんぽん(相方)と出会って付き合い始めてから今に至るまで、「結婚したい」と強く思ったことは、一度もなかった気がします。
少し失礼に聞こえてしまうかもしれませんが、これは「この人だから結婚したくなかった」という話ではありません。
単純に、僕自身が結婚というものにあまり興味がなかったというだけの話です。
事実婚を選んだ理由(強いて言うなら)
そういう前提がありつつも、せっかくなので当時のことを少し振り返って、僕やまもが事実婚を選んだ理由を整理してみました。
強いて言うなら、このあたりかなと思っています。
苗字を変えたくない
事実婚を選んだ理由として、まず最初に思い浮かぶのが「苗字、変えたくないなあ…」という気持ちでした。
結婚(法律婚)をすると、女性側が苗字を変えるケースが多いですよね。
とはいえ、個人的にはどちらが変えてもいいと思っています。
ただ、現実的に考えたときに、「どちらかが変えなきゃいけない」「じゃあ自分が変えるのか?」となると、僕自身もあまり変えたいとは思えませんでした。
やっぱり、このままの苗字でいたいなという気持ちが強かったです。
あんぽん(相方)も同じく、苗字を変えたくない派でした。
それに、苗字が変わると、名義変更や各種手続きが一気に増えますよね。
生活そのものは何も変わらないのに、やることだけが増えるのは、ちょっと微妙だな…と感じていた記憶もあります。
今振り返ると、「絶対に嫌だった」というよりは、そこに時間や労力をかける優先順位がそこまで高くなかった、という感覚のほうが近いかもしれません。
結婚という制度自体に重きを置いていない
結婚をゴールだと考える人もいれば、結婚をスタート・新しい人生の始まりだと捉える人もいます。
そこは本当に人それぞれで、いろんな価値観があっていいと思っています。
その中で、僕自身は「結婚」というものに対して、正直あまり何も感じていないというのが率直な気持ちです。
本当に悪気はまったくなくて、シンプルに「結婚したら、何が変わるんだろう?」と思ってしまいます。
というのも、僕たちは事実婚という形を取るまでに、すでに3年ほど同棲していました。
新居に引っ越すわけでもなく、生活リズムが変わるわけでもなく、日常はそのまま続いていったので、実感としては「本当に何も変わらなかった」という感じです。
もともと感情の起伏もそこまで大きいほうではないので、「結婚したし、これから気合い入れて頑張るぞ!」みたいな気持ちにも、たぶんならない気がします。
もちろん、友達が結婚したと聞いたら、心の底から「おめでとう!」と思っています。
ただ、自分自身に目を向けたときに、結婚という制度をそこまで重要視していないんだなと、あらためて感じました。
冷静に考えてみると、「結婚は大事じゃない」というより、「自分にとって優先度が高くない」という感覚なのかなと思います。

事実婚に至った考え方【振り返ってみて】
ここまでで、「苗字を変えたくない」「結婚制度に重きを置いていない」といった自分自身の気持ちを書いてきました。
ただ、おそらく「事実婚も選択肢としてあるよね」とすぐに思える人は、まだそこまで多くない気がします。
もしかしたら僕自身も、昔の自分に「将来、君は事実婚を選ぶよ」といきなり言われたら、たぶん「え、なんで?」とポカンとしていたと思います。
ここでは、僕が事実婚という選択に至った思考プロセスを整理してみます。
結婚するものだとなんとなく思っていた
正直に言うと、以前の僕、たぶん10代から20代前半くらいまでは、「付き合った人と将来結婚する」ということを、あまり疑っていませんでした。
結婚したい・したくないというよりも、その前に「そういうものだ」と思っていた感覚に近いです。
親も結婚しているし、周りの友達も年齢を重ねるにつれて結婚していく。
そういう流れを見ていると、たしかにそれが普通なんだろうなと、なんとなく感じていました。
籍を入れる理由が特にないことに気づいた
ところが、あんぽん(相方)と付き合って、同棲を始めて、お互いに自由に過ごしていくなかで、少しずつ考え方が変わっていきました。
将来について話すことが増えたときに、「結婚(法律婚)をする意味ってなんなんだろう」と思うようになったんです。
- みんなそうしているから
- そういうものだから
といった空気はたしかにあるもの、自分自身が具体的に結婚に大きなメリットを感じているわけでもなく、心から「結婚したい」と思っているわけでもありませんでした。
そのときに、あらためて考えてみると、自分の中に籍を入れたい理由が特にないことに気づきました。
結婚しなくても暮らせるし、特に何も変わらない
そこから、「籍を入れずに一緒に暮らすって、実際どこまで成立するんだろう?」と、興味本位で考えるようになりました。
調べてみると、たいていのことは事実婚でも対応できるし、本当に困ったときには、あとから法律婚に切り替えることもできます。
そう考えると、今すぐ無理に籍を入れる必要はないのでは?と感じるようになりました。
もちろん、法律婚でないと難しいことや、事実婚だからこそ不便なこともあります。
そこを軽く見ているわけではありません。
ただ、当時の自分たちの生活を考えると、結婚しなくても一緒に暮らせるし、日常が大きく変わるわけでもない。
だったら、このままの形でもいいのではないかと思うようになりました。
「籍を入れない=無責任」ではない
あとは、自分の中では「籍を入れない=無責任」や「相手を大事にしていない」という感覚が、あまりありませんでした。
婚姻届という紙を1枚出すかどうかで、相手を大切にしているかどうかが決まるわけではないと思っています。
- 日々の生活の中でどう向き合うか
- 困ったときに支え合えるか
- お互いを尊重しながら、一緒に暮らしていけるか
といった日々の行動や積み重ねのほうが大切な気がしています。
同棲していた頃から、僕たちの関係はかなりフラットでした。
どちらかが一方的に合わせるというよりも、お互いの自由や価値観を尊重しながら生活していた感覚があります。
だからこそ、婚姻届を出したから何かが大きく変わる、という実感があまり持てませんでした。
そう考えていくうちに、今の自分にとっては、籍を入れるメリットが本当にあまりないなと思うようになりました。

事実婚についてパートナーが考えていたこと
いいきっかけだと思って、あんぽん(相方)にも、事実婚についてどう考えているのか聞いてみました。
あんぽんはというと、昔から「結婚したい!」と強く思ったことはなかったそうです。
- 「結婚=幸せ」
- 「結婚しない=不幸」
といった考え方自体があまりなく、幸せの形は人それぞれだというスタンスでした。
だからこそ、「結婚」という制度が自分にとって特別に必要なものだとは感じていなくて、事実婚という形でも全然いいと思っていたそうです。
たしかに日頃から、あんぽんは結婚という形そのものよりも、
- どうやって楽しく過ごすか
- どうやって自分らしく生きるか
- どうやって心地よく暮らしていくか
といった、中身の部分を大事にしている感じがします。
そういう意味では、自分たちは最初から「事実婚にしよう」と強く決めたというより、お互いに大事にしているものが近かったから、自然とこの形に落ち着いたのかもしれません。

事実婚に対して共通していた感覚
あんぽん(相方)の話を聞いていても、あらためて価値観が近いなと感じました。
だからこそ、今の事実婚という形が自然にしっくりきているのかもしれません。
おそらく、「結婚したところで、何も変わらないよね」という感覚が、ふたりの中で共通していたのかなと思います。
お互いに結婚に対して、キラキラしたイメージや華々しい期待を抱いていたわけでもありません。
それに、ふたりとも世間体をそこまで気にするタイプではなく、「普通はこうするよね」みたいな常識に縛られるのも、あまり好きではありません。
いつも「周りからどう見えるか」よりも、「自分たちがどうしたいか」を軸に動いてきた感覚があります。
自分たちらしくいるためには、ある程度の自由が必要なんだと思います。
ただし、「籍を入れたら不自由になる」と思っているわけではないですし、法律婚を否定しているつもりもまったくありません。
法律婚という形がしっくりくる人もいるし、結婚によって安心感や覚悟が生まれる人もいると思います。
そこは本当に人それぞれです。
僕たちの場合は、肩書きや形式ばったものがほしかったわけではなく、ただ単に、無理をせず自然体でいたいという気持ちのほうが大きかったのかなと思います。
事実婚という選択をして思うこと
事実婚に対して、今のところ「やってよかったな」と強く思うことも、「失敗だったな」と思うことも特にありません。
ただ、結婚(法律婚)という形を取らなくても、何も問題なく、毎日自分たちらしく楽しく生きられるということは感じています。
籍を入れていないからといって、何かが欠けているわけではありません。
なので、
- 「結婚=幸せ」
- 「結婚しないと幸せになれない」
もしこのように思っている人がいるなら、「まったくそんなことはないよ」とは言える気がします。
一方で、事実婚を選ぶことがすべて正しいと言いたいわけでもありません。
法律婚のほうが合う人もいると思いますし、制度的な安心感を大事にしたい人にとっては、結婚という形がしっくりくることもあると思います。
もしかしたら、この先なにかデメリットが出てくることもあるかもしれません。
まあでも、そのときはそのときで、必要があれば考えればいいかなと思っています。
今のところは、無理のない形で、自分たちらしく過ごしていけたら、それで十分です。
まとめ
ということで今回は、自分たちが事実婚を選んだ理由や、なぜ結婚しないのかについて書いてみました。
事実婚というと、少し特別な選択のように見えるかもしれません。
でも自分たちにとっては、大きな決断というよりも、日々の延長線上にあった自然な形でした。
同じように事実婚について考えている人や、「結婚しない」という選択に少しでも引っかかりがある人にとって、何かの参考になればうれしいです。
今回はこのあたりで終わります。
またこれからも、気軽に読んでもらえたらうれしいです。
それでは、また。
