事実婚では相手の親への正式な挨拶は必要?実体験から判断基準を紹介
こんにちは。やまもです。
「事実婚の場合、結婚の挨拶ってどうしたらいいの?」「結納や両家挨拶は、事実婚でもするものなの?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。
僕たちの場合、いわゆる正式な挨拶イベントのようなものはしていません。
ただし、それは「相手の親にまったく挨拶をしていない」という意味ではなく、関係性の節目ごとに、自然な形で挨拶を重ねてきた結果ともいえます。
なので今回は、事実婚で「相手の親に挨拶をするべきか?」というテーマについて、自分たちの経験をもとに書いてみます。

自分たちは事実婚の正式な挨拶はしていない
最初にも書いたように、僕たちは事実婚を始めるにあたって、相手の親への正式な挨拶のようなものはしていません。
具体的には、
- 結納はしていない
- 事実婚に向けた改めての両家挨拶はしていない
- 結婚式直前の婚約挨拶のようなこともしていない
という感じです。
ただ、これは「相手の親と一度も会ったことがない」「挨拶を完全にスキップした」という意味ではありません。
同棲を始めるタイミングや同棲中にも、相手の親御さんには何度もお会いしていました。
また、事前に両家顔合わせもしていたので、その時点でお互いの親同士も顔を合わせていました。
なので、事実婚をするにあたって、正式な挨拶の場を改めて設けなかっただけで、節目ごとにはお互いの親に会って話してきていた、という感じです。
そもそも事実婚の挨拶は必要?
法律婚の場合、「結婚の挨拶」「結納」「両家顔合わせ」「婚前訪問」のように、ある程度決まった流れや型があります。
世代によっては、「結婚するなら通すべき礼儀」として強く意識されていることもあると思います。
一方で、事実婚には、そうした確立された型があまりありません。
そもそも「籍を入れる」というわかりやすい節目がないため、「いつ・誰に・どんな形で挨拶するか」は、人によってかなり違うと思います。
だからこそ、事実婚の挨拶については、「一般的にはこうするべき」と考えるよりも、自分たちの関係性や親との距離感に合わせて判断する必要があるのかなと思います。
事実婚に至るまでに相手の親と挨拶・対面してきた流れ
事実婚をするにあたって、正式な挨拶はしていないと書きましたが、相手の親とまったく会っていなかったわけではありません。
相手の親と対面してきた流れとしては、以下のような感じです。
- 2022年6月〜7月:同棲報告(お互いの親にそれぞれ電話で伝えたあと、直接会って挨拶)
- 2024年4月:両家顔合わせ(お互いの親同士がはじめて顔を揃える)
- 2025年9月:結婚式当日(両家が2回目の対面)
順を追って、もう少し詳しくお話しします。

同棲報告時(2022年6月〜7月)
同棲を始めるタイミングで、僕もあんぽん(相方)も、それぞれ相手の親に挨拶をしています。
具体的には、
- まず電話で「同棲することになった」と伝える
- その後、直接会って対面で挨拶する
という流れでした。
僕たちは現在大阪に住んでいます。
あんぽんの実家は大阪にあるので、僕はそれ以降も、ちょくちょくお会いする機会がありました。
一方で、やまも親は名古屋に住んでおり、大阪に来るタイミングがあったので、そのときに直接会って挨拶したという形です。
つまり、同棲を始めた時点で、お互いに相手の親と会って話したことがある状態にはなっていました。
このときに挨拶をしていたからこそ、その後の流れも比較的スムーズだった気がしています。

両家顔合わせ(2024年4月)
そこから1年9ヶ月ほど経ったタイミングで、両家顔合わせをしました。
この両家顔合わせは、まだ結婚や事実婚が正式に決まっていた段階ではありません。
- いずれ何か話を進めるなら、親同士が一度も会っていない状態だと進めにくいかもしれない
- だったら、早めに会わせておきたい
そんな理由で開いたものです。
このときに、両家がお互いの顔を見て、なんとなくの空気感を共有できていたのは大きかったと思います。

結婚式当日(2025年9月)
そして、両家が再び顔を合わせたのが、結婚式(パーティー)当日です。
両家顔合わせからは1年5ヶ月ぶりでしたが、当日はわりと和やかな空気感で進んだ印象があります。
ちなみに、両家顔合わせから結婚式までの1年5ヶ月の間に、両家の親同士で連絡を取り合っていたわけではありません。
あくまで、顔合わせをして、その次に会ったのが結婚式当日だった、という感じです。

- 同棲報告時の電話と直接挨拶
- 両家顔合わせ
- 結婚式当日の対面
この3つのタイミングで親との対面はありました。
ただ、事実婚を始めるタイミングで、改めて正式な挨拶イベントを開いたわけではないということになります。
親から「挨拶に行ったほうがいい?」と聞かれた話
実は、結婚式(パーティー)が決まったタイミングで、僕やまもの親から「相手の親御さんに挨拶に行ったほうがいい?」と聞かれたことがあります。
おそらく、
- 相手の親に対して失礼にあたるんじゃないか
- 親としての義理を通しておいたほうがいいんじゃないか
というような思いがあって、聞いてくれたのだと思います。
ありがたい気持ちはありましたが、僕とあんぽんは、その問いを受けてふたりで話し合い、「そこまでしなくても大丈夫だと思う」という結論になりました。
その理由も含めて親に伝えたところ、納得してくれた感じでした。
なぜ事実婚をするタイミングでの挨拶は不要と判断できたのか?
事実婚をするにあたって、改めて正式な挨拶は必要ないと判断した背景には、ざっくりいうと3つの理由があります。
同棲時点ですでに挨拶を済ませていた
同棲を始めるタイミングで、お互いに相手の親に対して電話から対面という流れで挨拶を済ませていました。
そのため、お互いが「相手の親と会ったことがない」「人柄をまったく知らない」という状態ではありませんでした。
同棲を始めてから3年ほどかけて、少しずつ関係性も積み上がっていたので、改めて正式な挨拶の場を設ける必要性はそこまで高くないと感じていました。
両家顔合わせを事前に済ませていた
「両家の親同士が一度顔を揃える」という意味では、両家顔合わせがすでにその役割を果たしてくれていました。
お互いの親が、相手の親の人柄や雰囲気を知っている状態だったので、事実婚をするタイミングで、もう一度フォーマルな場をつくる必要はあまりないと感じました。
籍を入れないことをお互いの親に共有していた
結婚式(パーティー)が決まったタイミングで、僕もあんぽんも、それぞれ自分の親に「籍は入れないけど結婚式をする」ということを共有していました。
事実婚そのものについても、両家ともある程度前提を理解してくれている状態でした。
そのため、改めてフォーマルな場を設けて説明するというよりは、すでに共有できていることを前提に進めても問題ないのかなと思いました。
- 同棲時点で挨拶を済ませていた
- 両家顔合わせを事前に済ませていた
- 籍を入れないことも両家に共有済みだった
この3つが揃っていたからこそ、「結婚式のタイミングで、改めて正式な挨拶をする必要はなさそう」と、ふたりで判断できたのだと思います。
パートナー側でも挨拶不要となった
ちなみに、あんぽん(相方)側でも、改めての挨拶は不要という判断になりました。
ここは、あんぽんが自分の親に話してくれたので、僕自身が直接やり取りしたわけではありません。
なので、詳しい経緯までは把握していません。
ただ、あんぽんから「大丈夫だった」と聞いたのは確かです。
あんぽんの実家は、古いしきたりや価値観が比較的色濃く残っている家なので、もしかすると「一度きちんと挨拶に来てほしい」となる可能性もあったかもしれません。
それでも、そうならなかったのは、
- 同棲を始める時点で、僕が一度挨拶をしていた
- 大阪に住んでいるので、その後もちょくちょく会う機会があった
- 両家顔合わせで、一度両家が揃っていた
という積み重ねがあったからではないかと思います。
もちろん、あんぽんが自分の親にどう伝えてくれたのか、そのニュアンスも大きかったと思います。
なので、ここはあくまで僕の想像も含みますが、いきなり「事実婚をします」と伝えたわけではなく、それまでに少しずつ関係性を築けていたことが、結果的に大きかったのかなと感じています。

事実婚で相手の親への正式な挨拶が必要かどうかを分けるポイント
ここまで書いてきて感じるのは、事実婚で相手の親に正式な挨拶をするべきかどうかは、人によって答えがまったく違うということです。
僕たちは改めて正式な挨拶の場は設けませんでしたが、それが誰にとっても正解だとは思っていません。
判断を分けるポイントを、自分たちの体験から整理してみます。
同棲時点で相手の親に挨拶を済ませているか
同棲をしている場合は、同棲を始めるタイミングで、すでにお互いの親に挨拶しているかどうかが大きいと思います。
すでに電話や対面で挨拶を済ませている場合、その後に改めて正式な挨拶をする必要性は、少し下がるのかなと感じます。
逆に、同棲報告のときに特に対面で挨拶していない場合は、事実婚をスタートするタイミングで、改めて挨拶の場を持つ意味があるかもしれません。
両家顔合わせを済ませているか
両家顔合わせを済ませている場合、両家がお互いに顔を知っている状態ができています。
この場合は、事実婚をするタイミングでの正式な挨拶は、省略できるケースもあると思います。
一方で、顔合わせがまだの場合は、その代わりに簡単な対面の場を持つというのも選択肢の1つです。
きちんとした結納や堅い挨拶の場でなくても、食事をしながら顔を合わせるだけで、安心感につながることもあると思います。
相手の親の年代・価値観
事実婚をするにあたって、「挨拶があってしかるべき」と感じる親もいれば、「形式はそこまで気にしない」と感じる親もいます。
これは家ごとに本当に違うので、相手の親と直接話しているパートナーが、その空気感をいちばん知っているはずです。
なので、事前にパートナーと、お互いの親の温度感を共有しておくと判断しやすいと思います。
- うちの親は形式を気にしそう
- うちはちゃんと説明すれば大丈夫そう
- 直接会ったほうが安心してくれそう
こうした感覚をすり合わせておくだけでも、かなり判断しやすくなるはずです。
自分自身が挨拶したいと感じているか
事実婚をするうえで、「正式な挨拶って必要なのかな」と考えていて、なんとなくモヤモヤが残るなら、それは挨拶の場を持つ理由として十分だと思います。
相手の親のためというより、自分たちが納得して進むために挨拶をするという考え方もあるからです。
逆に、「自分たちにはこの形が自然だ」と納得できているのなら、無理に法律婚の型をそのまま踏襲する必要はないと思います。
ここに正解はありません。
大事なのは、世間一般の形に合わせることではなく、自分たちと親との関係性を踏まえて、いちばん納得できる形を選ぶことなのかなと思います。
正式な挨拶より、節目ごとの小さな挨拶を積み重ねるという考え方
最後に、このテーマについて書きながら、あらためて感じたことも残しておきたいと思います。
事実婚の挨拶というと、結婚式や事実婚をスタートするタイミングで、一大イベントとして行うものをイメージする人もいるかもしれません。
ただ、自分たちの場合は、
- 同棲報告のとき
- 普段の付き合いの中で会うとき
- 両家顔合わせのとき
というふうに、節目ごとの小さな挨拶を積み重ねてきました。
その積み重ねがあったからこそ、事実婚をするタイミングで改めて正式な挨拶の場を設けなくても、関係性としては成立していたのかなと思います。
事実婚には、法律婚のように確立された型があまりありません。
ただ、逆にいうと、自分たちの関係性や親との距離感に合わせて、挨拶の形もカスタマイズできるということでもあります。
「結婚するなら正式な挨拶を必ずしなければならない」と身構えるよりも、節目ごとに自然に会って話すという付き合い方のほうが、自分たちのような事実婚には合っていたのかもしれません。
まとめ
事実婚の挨拶は、法律婚のように確立された型がない分、自分たちで判断する余地が大きいテーマだと思います。
だからこそ、他の人たちがどうしているのか、リアルな事例を知っておくことが、自分たちの判断材料になるのかなと感じます。
僕たちの場合は、「結婚式のタイミングで改めて正式な挨拶はしないけれど、節目ごとに自然に会って話す」というスタイルでした。
これがすべての人にとって正解だとは思いません。
親との関係性や価値観、これまでの付き合い方によって、必要な挨拶の形は変わるはずです。
ただ、事実婚だからといって、必ずしも法律婚と同じ型に合わせる必要はないと思います。
自分たちが納得できていて、相手の親に対しても必要な誠意を伝えられているなら、その形でいいのかなと感じています。
今回の話が、事実婚で相手の親への挨拶をどうするか迷っている人にとって、1つの参考になればうれしいです。
ということで今回はこのあたりで終わりにします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
