なぜ自分たちは“事実婚”を選んだのか?結婚しない選択をしたワケ
こんにちは、やまもです。
今回、はじめてブログを書いてみることにしました。
テーマは「事実婚」なのですが、正直なところ、そもそも事実婚ってよくわからないですよね。明確な形があるわけでもないし、「こうするべき!」みたいな正解やロールモデルが用意されているわけでもありません。
実は、自分自身もよくわかっていません。笑
とはいえ、「籍は入れずに事実婚という形をとっているよ」と周りの人に話すと、だいたい決まって「え、なんで?」「何か理由があるの?」と聞かれます。
そのたびに「特にこれといった理由はないんだよね」と答えているのですが、ふと、「本当に理由ってないのかな?」と気になりました。
せっかくなので、このタイミングで事実婚について考えてみることにしました。
よくわからないなりに、なぜ自分たちは「籍を入れる」という選択(法律婚)をせず、事実婚を選んだのかを素直な気持ちでお伝えしていこうと思います。

事実婚を選んだ大きな理由はない
前提として、最初にも少し触れましたが、僕は事実婚という形に対して、強い覚悟や大きな決断があったわけではありません。どちらかというと、「気づいたらこの形に落ち着いていた」という感覚に近いです。
また、あんぽん(相方)と話し合って、「事実婚にしよう」とどちらかが主導したわけでもありません。お互いの感覚や価値観がたまたま近くて、その延長線上に今の形があったという感じです。
なので、真剣に話し合って結論を出したというよりも、この形がいちばん「違和感がなかった」。それだけなのかなと思っています。
そもそも、あんぽん(相方)と出会って付き合い始めたときも、付き合ってから今に至るまで、「結婚したい」と思ったことは一度もなかった気がします。
少し失礼に聞こえてしまうかもしれませんが、それは「この人だから結婚したくなかった」という話ではありません。単純に、僕やまも自身が、結婚というものにあまり興味がなかったというだけの話です。
事実婚を選んだ理由(強いて言うなら)
そういう前提がありつつも、せっかくなので当時のことを少し振り返って、僕やまもが事実婚を選んだ理由を整理してみました。強いて言うなら、このあたりかなと思っています。
苗字を変えたくない
事実婚を選んだ理由として、まず最初に思い浮かんだのが「苗字、変えたくないなあ…」という気持ちでした。
結婚すると、まだまだ女性側が苗字を変えるケースが多いですよね。とはいえ、個人的にはどちらが変えてもいいと思っています。
ただ、現実的に考えたときに「どちらかが変えなきゃいけない」「じゃあ自分が変えるのか?」となると、僕自身もあまり変えたいとは思えず、このままの苗字でいたいなという気持ちが強かったです。
あんぽん(相方)も同じく、苗字を変えたくない派で、もし変えるなら「道明寺」とか「鬼龍院」みたいな、珍しくて強そうな苗字ならまだしも、やまもの苗字はよくあるし、正直かっこよくないから嫌、なんて言っていた気がします。笑
それに、苗字が変わると名義変更や各種手続きが一気に増えますよね。
生活そのものは何も変わらないのに、やることだけが増えるのは、ちょっと微妙だな…と感じていた記憶もあります。
今振り返ると、「絶対に嫌だった」というよりは、そこに時間や労力をかける優先順位がそこまで高くなかった、という感覚のほうが近いかもしれません。
結婚という制度自体に重きを置いていない
結婚をゴールだと考える人もいれば、結婚をスタート、新しい人生の始まりだと捉える人もいます。そこは本当に人それぞれで、いろんな価値観があっていいと思っています。
その中で、僕自身はというと、「結婚」というものに対して、正直あまり何も感じていないというのが率直な気持ちです。本当に悪気はまったくなくて、シンプルに「結婚したら、何が変わるんだろう?」と思ってしまいます。
というのも、僕たちは事実婚という形を取るまでに、すでに3年ほど同棲をしていました。新居に引っ越すわけでもなく、生活リズムが変わるわけでもなく、日常はそのまま続いていったので、実感としては「本当に何も変わらなかった」という感じです。
もともと感情の起伏もそこまで大きいほうではないので、「結婚したし、これから気合入れて頑張るぞ!」みたいな気持ちにも、たぶんならない気がします。
もちろん、友達が結婚したと聞いたら、心の底から「おめでとう!」と思っています。これは本当に嘘でも建前でもなく、素直な気持ちです。
ただ、自分自身に目を向けたときに、結婚という制度をそこまで重要視していないんだなと改めて感じました。
冷静に考えてみて、「結婚は大事じゃない」というより、「自分にとって優先度が高くない」が、一番しっくりくる表現かもしれません。
事実婚についてパートナーが考えていたこと
いいきっかけだと思って、あんぽん(相方)にも、事実婚についてどう考えているのか聞いてみました。
あんぽんは昔から、「結婚したい!」と思ったことがないそうです。「結婚=幸せ」「結婚しない=不幸」といった考え方自体がなくて、幸せの形は人それぞれだよね、というスタンス。
だから、「結婚」という制度が自分にとって特別に必要なものだとは感じていなくて、事実婚という形でも全然いいと思った、とのことでした。
結婚という“形”そのものよりも、
- どうやって楽しく過ごすか
- どうやって自分らしく生きるか
そういった“中身”の部分を大事にしている感じがします。
話を聞いていて、改めて価値観が近いなあと感じましたし、だからこそ、今の形が自然にしっくりきているのかもしれません。
事実婚に対して共通していた感覚
改めて事実婚への想いを振り返ってみると、「結婚したところで、何も変わらないよね」という感覚が、ふたりの中で共通していたのかなと思います。結婚に対して、キラキラしたイメージや華々しい期待を抱いていたわけでもありません。
それに、ふたりとも世間体をそこまで気にするタイプではなくて、「普通はこうするよね」みたいな、正直よくわからない常識に縛られるのもあまり好きじゃありません。
いつも「周りからどう見えるか」よりも、「自分たちがどうしたいか」を軸に動いてきた感覚があります。
自分たちらしくいるためには、ある程度の自由が必要なんだと思います。ただし、「籍を入れたら不自由になる」と思っているわけでもないし、法律婚を否定しているつもりもまったくありません。
肩書きや形式ばったものがほしかったわけではなく、ただ単に、無理をせず、自然体でいたかった。それだけの話なのかもしれません。
事実婚という選択をして思うこと
事実婚に対して、今のところ「やってよかったな」と思うことも、「失敗だったな」と思うことも特にありません。
もしかしたら、この先なにかデメリットが出てくることもあるかもしれませんが、まあそのときはそのときで、なんとかなるかなと思っています。
無理のない形で、自分たちらしく過ごしていけたら、それで十分です。
今回はこのあたりで終わっておきます。
今回書いた内容は、ここ1〜2年くらいのわりと最近の話なんですが、あらためて振り返ってみると、当時の記憶や感情って意外と曖昧なんだなと感じました。だからこそ、自分の考えや想いを言葉にして整理する時間って大事なんだなとも思わされました。
またこれからも気軽に読んでもらえたら嬉しいです。
それでは、また。
