事実婚を選ぶ前に両家顔合わせをしたワケ
こんにちは、やまもです。
事実婚を考えるとき、「両家顔合わせってしたほうがいいの?」「するとしたら、いつ・どんな形が正解なんだろう?」と、気になる人も多いですよね。
実は僕たちは、結婚するかどうかも、事実婚を選ぶかどうかも、何も決めていない段階で両家顔合わせをしました。
そのときは両親からもかなり驚かれて、「結婚も決めていないのに、なんで今なの?」「どういうスタンスでやればいいの?」と聞かれたのをよく覚えています。
ということで今回は、なぜ何も決めていないタイミングで両家顔合わせをしたのか、実際にやってみてどうだったのか、そして今振り返ってどう感じているのか。
このあたりを、僕たちの体験をもとにお話していこうと思います。
事実婚も結婚もまだ何も決めていなかった頃の話
まずは流れからお伝えすると、僕たちは同棲を開始してから次のようなタイミングで両家顔合わせを行いました。
- 2022年7月:同棲開始
- 2024年4月:両家顔合わせ
- 2025年1月:パーティー(挙式・披露宴)をすることを決める
- 2025年9月:パーティー開催(※実質的に正式に事実婚になったタイミング)
2024年4月の時点では、ただ同棲していただけで、今後本当に結婚するのか、事実婚という選択をするのかも、まったく決まっていませんでした。
はたから見たら、「いや、そのタイミングで両家顔合わせする?」と思われてもおかしくないと思います。
正直に言うと、僕自身も最初はそう思っていました。

それでも両家顔合わせをしようと思った理由
「なぜこのタイミング?」と思う人がほとんどだと思いますが、僕たちが両家顔合わせをする選択をしたのにはちゃんとした理由がありました。
親同士が合わないことで、話が進まなくなるのが嫌だった
早い段階で両家顔合わせをしようと決めた一番の理由は、
「いざ自分たちが結婚したいと思ったときに、親の反対や親同士の相性で話が進まなくなる」
といった状況を避けたかったからです。
時間をかけて関係を築いて、「よし、結婚しよう」と思えたタイミングで、自分たち以外の要因によって将来が詰まってしまうのは残念すぎます。
実際、僕自身も知り合いから「お互いの親同士の関係性がうまくいかず、最終的に離婚することになった」という話を聞いたことがあります。
ダメならダメで早い段階で判断したかった
もし、親同士がどうしても合わなくてダメという結果になるなら、それはそれで早い段階で判断したいと思っていました。
変な言い方かもしれませんが、僕たちにとって両家顔合わせは、ある意味将来に影響しそうな外部要因を一度整理するイベントのような位置づけだったのかもしれません。
判断を先延ばしにするより、早めに向き合ってしまったほうが、精神的にも楽だろうなという感覚です。
実はこの両家顔合わせの考え方は、同棲初期の頃から、あんぽん(相方)が言っていたことでした。
当時の僕は「いや、さすがにまだ早くない?」と思っていたんですが、今振り返ると、かなり合理的で納得感のある考え方だったなと思います。
少し時間は空きましたが、それでも結果的には、比較的早い段階で両家顔合わせをする決断をすることになりました。

両家顔合わせに対する親の反応
僕たちの中で「両家顔合わせをしよう」と決まったら、当然ですが、まずは親に話をして都合をつける必要があります。
なので、親に電話をして、両家顔合わせについて話すことにしました。
僕から「両家顔合わせをしたいんだけど、大丈夫?」と切り出すと、返ってきたのはこんな反応でした。
「こちらとしては別にいいけど、まだ結婚も何も決めていないんだよね?」
「なんでこのタイミング?」
「こちらはどういう気持ちやスタンスで行けばいいの?」
……まあ、当然ですよね。笑
この立ち位置、このタイミングでの両家顔合わせという感覚は、おそらく親世代にはあまりないものだと思います。
ただ、僕たちには先ほどお伝えしたような、ちゃんとした意図があったので、
- そこまで重く捉えなくて大丈夫
- 相手の親御さんと普通に話してもらえればそれでいい
- かっちり自己紹介をしたり、家族のことを説明したりする場ではなく、みんなで楽しく話す会にしたい
といったことを、理由と一緒に伝えました。
その結果、ひとまずは納得してもらい、無事に日程を押さえられました。
とはいえ、やっぱり気持ちやスタンス面での不安はあったようで、当日までに何度かLINEが来たのを覚えています。
あんぽん(相方)の親御さんにも、同じような説明をあんぽんからしてもらい、最終的にはお互いの親から、両家顔合わせの了承を得られました。
両家顔合わせ当日までの準備
両家顔合わせをすることと日程が決まったので、次はふたりで当日の場所を探すことにしました。
これが思った以上に難しくて、ホテル内のレストランや、値段も敷居も高そうな料亭など、
いわゆる「ザ・顔合わせ」な会場をいくつか見に行ったのですが、どれもかっちりしすぎていて、どうもしっくり来ませんでした。
僕たちとしては、そこまで形式張った場にしたいわけでもなかったので、「ここじゃないなあ…」という感覚がずっと残っていました。
どうしようかと悩んでいたときに、「何度かふたりで行ったことのある海鮮料理のお店がいいんじゃない?」という話になり、ランチを食べに行くついでに、両家顔合わせの予約について聞いてみることにしました。
そのお店は、かっちりしすぎず、かといってカジュアルすぎない、ちょうどいい雰囲気のお店でした。
実際に話を聞いてみると、両家顔合わせで利用されることも多いとのことで、快く対応してもらい、無事に個室と希望の日程を押さえられました。
余談ですが、両家顔合わせで予約をしたのは「銀平」というお店です。

引用:銀平 道頓堀店公式サイト
こんな感じで個室もあり、ランチは比較的リーズナブル。ボリュームもあって美味しいので、個人的にはかなりおすすめです。
なお、両家顔合わせに向けた準備としては、当日の場所を押さえただけで、しおりのようなものや、婚姻届などは一切用意しませんでした。
(そもそも、結婚も事実婚も何も決めていなかったので、当然といえば当然ですが。)
両家顔合わせ当日の流れ
両家顔合わせ当日は、僕は僕の親と、あんぽん(相方)はあんぽんの親と、それぞれ待ち合わせをして合流し、別々にお店へ向かいました。
服装についても、フォーマルすぎず、ラフすぎず、いわゆる“きれいめ”くらいのバランスにしました。
この両家顔合わせの趣旨については、事前にお互いの親へ伝えていたので、当日は簡単に自己紹介をしたあとは、自然とフランクな雰囲気になっていきました。
僕たちからも、「結婚前提です」という空気は出さず、場を堅苦しくしすぎないよう意識していました。結果的に、将来のことや事実婚について深く話す場面も、ほとんどなかったと思います。
親同士はその日が初対面でしたが、僕はあんぽんの親御さんに、あんぽんは僕の親に、これまで何度も会っていたこともあり、ほとんど緊張はしませんでした。
特に大きなトラブルや気まずい空気になることもなく、最後は僕たちが支払いを済ませて、両家顔合わせは終了。
振り返ってみると、「思っていたより、かなり普通だったな」というのが、正直な感想です。
実際に両家顔合わせをしてみて
正直なところ、僕自身はあんぽん(相方)の親御さんのこともそれなりに知っていましたし、「自分の親と合わない」ということは、あまりないだろうなと思っていました。
実際に当日も、お互いに会話は自然と弾んでいて、特に心配するような場面はなかったと思います。
一方で、「これで結婚を変に期待されないかな?」という気持ちが、まったくなかったわけではありません。
ただ、もしそうなったとしても、嘘をつくつもりはありませんでしたし、そのときはそのときで、正直に話せばいいかなと思っていたので、事前に過度に不安になることはありませんでした。
結果として、世間一般の感覚からすると少し違和感のあるタイミングだったかもしれませんが、結婚も事実婚も何も決まっていない状態で両家顔合わせをしてみて、僕としては「やってよかったな」という気持ちが強いです。
結婚にするにしても、事実婚にするにしても、将来つまずきそうな要素は減りましたし、早めに向き合ったことで、変に意識しすぎなくなった感覚もあります。
結果的に、その後事実婚という形を選ぶことになりましたが、その話も含めて、全体的にスムーズに進んだのかなと感じています。
事実婚における両家顔合わせの位置付け
一般的には、両家顔合わせというのは、
「お互いに結婚の意思が固まってから行うもの」
という考え方が多いと思います。
ただ、あくまで僕らの体験談にはなりますが、「両家顔合わせ=結婚前提」と、そこまで強く結びつけて考えなくてもいいんじゃないかなと感じています。
特に、僕らのように事実婚という選択肢を考えている場合は、もっとフラットに、将来を考えるうえでの判断材料の1つという位置付けでもいいのではないかなと。
もちろん、こうした価値観が少数派であることは理解していますし、それぞれの考え方があって当然だと思っています。
僕ら自身も、当時は将来について何も決まっていない状態でした。それでも、将来と向き合うことから目を背けず、両家顔合わせをするという選択をしました。
今振り返ってみると、その判断は間違っていなかったと感じています。
もしかしたら、「結果的に事実婚に落ち着いたからそう思えるだけでは?」と思われるかもしれません。
でも仮に、両家顔合わせをきっかけに、あるいはその後に合わないと感じて、破談や別れるという選択をしていたとしても、僕は両家顔合わせをしたこと自体を後悔することはなかったと思います。
だからこそ、将来について迷いがあったり、両家顔合わせをしたい気持ちはあるけれど、「このタイミングでいいのかな?」と悩んでいたりる人がいたら、思い切ってやってみるという選択肢があってもいいんじゃないかなと思います。
もしかすると、新しい考え方が見えたり、覚悟や決心がつくきっかけになったりするかもしれません。
もちろん、僕の価値観を押しつけるつもりもありませんし、両家顔合わせを強制したいわけでもありません。
あくまで1つの体験談・参考例として、「こんな考え方もあるんだな」くらいの感覚で受け取ってもらえたら嬉しいです。
ということで、今回はこのあたりで終わりにします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
